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タンノイの同軸じゃない安いスピーカー「Mercury m2」ってどうなのか実証!

今日はこんな記事です

2月のある日、タンノイのエントリーモデルを購入しました。同軸スピーカーでおなじみの同社ですが、今回は同軸じゃない「Mercury m2 Cherry」が某フリマで安く出品されていたので、買ってしまいました。安いタンノイはどんな音を出すのか!?

同軸スピーカーでおなじみの高級ブランド

皆さんはTANNOYタンノイというオーディオメーカーをご存知でしょうか?

英国を本拠地に活動している老舗のメーカーで、オーディオファイルでこの名を知らない人はおそらくいないかと思います。

というのも、このメーカーは“同軸スピーカー”を主力製品とし、これまで数多もの同軸スピーカーを世にリリースし、昔から高級スピーカーブランドとしてその地位を保っています。

最近では、Bluetoothスピーカーも発売するようになり、これまでタンノイブランドを知らなかった若者へも少しづつですが知名度が上がってきています。

余談ですが、タンノイの輸入代理店はTEAC→エソテリックで、一時期は親元のTEACも同軸スピーカー(S-200/S-300シリーズ)を出していたことがあります。

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同軸じゃないエントリーライン「Mercury」シリーズ

そんなタンノイは昔から今に至るまで、一貫して同軸スピーカーを主力としていますが、その一方で、通常の2wayスピーカーも多数製造販売しています。

なかでも、今回紹介するMercuryマーキュリーシリーズは、タンノイが手掛ける通常スピーカーの代表シリーズとして、80年代から数年前に至るまで、販売が続けられてきたシリーズです。

人気を得たMercury M20

初代の「Mercury M20」は当時展開していたプラネットシリーズの1つとしてリリースされ、ゴールドモデルが出るなど一定の人気を得ました。その後いったん途絶えますが、1997年に独立したシリーズとして復活し、なかでも「M1」と「M2」がリーズナブルとだけあって大ヒット。

その後2004年に出たFUSIONシリーズの登場でMercuryシリーズは廃止予定でしたが、商標の関係で翌年Mercuryの名が再度復活。2015年発売の「Mercury 7」シリーズまでMercuryの名が続きました。

2020年現在はMercuryシリーズは終了し、同軸じゃない通常スピーカーのシリーズとして「Platinum」シリーズが展開されています。

Mercuryシリーズの牽引役 M2 Cherry

そんな1997年のMercuryシリーズ復活の際に登場したのが、「Mercury m」シリーズで、コンパクトな「m1」から3wayの「m4」、リアスピーカーに至るまで、5製品のラインナップとなりました。その中でもとくに売れたのがコンパクトサイズの「m1」と「m2」でした。

「Mercury m2 Cherry」は、ペアで定価4万円を切る価格で、当時はヨーロッパ調のスピーカーが流行していたことも相まって、ベストセラー機になったようです。

ここからが本題なのですが、先日(といっても数ヶ月前ですがw)某フリマにて、このMercury m2が送料込4,000円で出ているのを発見して購入してしまいました。タンノイの安い2wayであることに魅力を持ちましたのでw

安かったのは、動作未確認だったことと、R側のウーファーエッジにヒビが入っていたため。エッジのヒビはマスキングテープでふさぐことにしました。

そこそこ大きく、リアバスレフで奥行きも長いので、設置場所にはちょっと苦労するかもしれません。

裏の端子はバナナプラグ対応です。

太い音、だけど芯がない

さて、肝心の音ですが、最初に繋いだ時はヤマハのAVアンプだったので普通に無難な音がして、良くも悪くもこんなもんかな?と感じてました。

しかし、アンプがAVアンプから2chセパレートアンプへと切り替わると、問題が発生しました。ラックスキットのA501に接続してFX-AUDIOの真空管プリアンプ+A501の組み合わせでCDを聴いたのですが、低音がボンボンするだけで、つまらない音でした。

ヤマハのAVアンプはもともと低域が出にくいアンプで性能も低かったので、そのあたりの弱点が露呈しなかったのでしょうけど、セパレートアンプに変更してアンプの性能が上がったことで、このMercury m2のブーミーな音傾向になるという弱点が顕になってしまった形です。

おまけに全体を通して硬い仕上がりで、どんなジャンルでも仕事はしてくれません。

このMercury m2はヤフオクで4〜5千円前後で取引されていますが、この価格帯なら他にも選択肢は出てくるでしょうし。(InfinityのReferenceシリーズのジャンクを買ってエッジを治すのが安上がりで音もとても良い)

タンノイブランドを期待して買ったら、期待するほどじゃなかった、というのが個人的な感想です。でも、ちょっとの間だけですが、”タンノイユーザー”の余韻に浸ることができただけでも十分美味しかったかなと思います。

その後のインフィニティのスピーカー増備によって、メインシステムがインフィニティに統一となったため、ARのスピーカーともども役を譲り、現在次の人のもとで活躍できるよう準備しています。ありがとうMercury M2!

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