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空を走る名古屋のレールバス。マイクロエース・キハ11-300 東海交通事業(城北線)入線!

今日はこんな記事です

名古屋北部に、東海交通事業城北線というローカル線があります。大都市郊外の立派な複線高架線を単行のレールバス・キハ11がトコトコ走る風景が魅力。そんな城北線のキハ11がマイクロエースから現行の仕様で製品化。2色で楽しめるセットとなっています。

名古屋随一のローカル線 東海交通事業城北線の魅力

名古屋の北に、「東海交通事業 城北線」という鉄道路線があります。

公式サイトに掲載の路線図より

枇杷島〜勝川を結ぶ短い路線で、名古屋周辺にある鉄道路線網の中でも随一のローカル線で、地元民でも利用者や鉄ちゃん以外からは知られざる存在となっています。

https://www.tkj-i.co.jp/about/

一見すると、第3セクターの地方私鉄の路線のようにも見えるこの城北線ですが、他の鉄道路線ではなかなか見られないユニークな点がたくさんあります。

  • JR東海子会社の東海交通事業が運営。施設所有はJR東海
  • 愛知県唯一の非電化路線[1]武豊線は2015年電化済
  • そのわりに複線高架[2]非電化で高架複線なのは他には伊勢鉄道くらいしかない。同じく非電化複線高架区間のあったJR学園都市線は電化済
  • データイムは1時間に1本、名古屋市内を単行レールバスがトコトコ
  • 非バリアフリーの王様[3]JR管轄の枇杷島駅と小田井駅のみエレベーターがある
  • 四半世紀以上もずっと仮駅のまんまの勝川駅[4]ただしJR駅は城北線乗り入れを前提に準備工事はされている
Wikipediaから引用。高速道路と並行する立派な線路を単行が行き来する

名古屋の街中と高速道路(名二環)をバックに、立派なつくりの高架線を単行レールバスがトコトコ走る姿は、ここくらいでしか見られないでしょう。

・・・とまぁ、言い出せば色々あるのですが、JR東海が設備を保有し、駅業務などを同社より受託する立場の東海交通事業が運営をしていることからか、廃線議論は一度もなく今に至っています。

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キハ11をキハ11で置き換える

城北線は部分開業時はJR東海よりキハ40を借り入れていましたが、全線開業時に軽快気動車(レールバス)のキハ11形200番台を4両導入し、東海交通事業の所有としました。このうち城北線用に最適化された201と202が専ら城北線用となり、基本番台と同じ装備の203と204はJR東海に貸し出す形で美濃太田車両区に配属され、実質的にJRの車両でした。

その後、JR東海はキハ40系とキハ11(300番台除く)を置き換えるべくキハ25系を導入。これと武豊線から移ってきたキハ75により、従来鋼製のキハ11は全車置き換えられましたが、同じタイミングで城北線の200番代がステンレス製の300番台へ置き換えられることが決まりました。

JR時代のキハ11 302。Wikipediaより引用

これにより301と302を東海交通事業が購入。301が城北線カラー、302がもとのJRカラーで運用されています。ちなみに、置き換えられた200番台はひたちなか海浜鉄道へ移籍しています。

これにより、この2両が検査時の予備車を名松線や紀勢線で運用される名古屋車両区の同型車両で運用することができる[5]以前は美濃太田から車両を借りていたため遠距離の回送が必要だったため、より車両運用がスムーズになったようです。

現役車両、2両セットで初登場

以前よりキハ11のNゲージはマイクロエースよりリリースされており、旧型の城北線仕様も過去に何度か生産がなされています。

今回は車両が置き換わった後ということで、現行の300番台の2両が初めて製品化されることになりました。

今回も2両セットでの登場です。今回は予約しませんでしたが、マイナー車種なので発売一週間後でも普通に手に入りました。

基本的な車体構造だけでなく、サイドミラーまで再現されているあたりは、さすがマイクロエースといった感じです。サイドミラーまで再現してくれないトミーテック(TOMIX)も見習ってほしいものです(定価上げてくれてもいいので・・・)

3次車は導入が313系1次車と同時期とだけあって、313系や311系からフィードバックされている点もあります。ライト配置も313系に準ずる形となっています。

301が動力車、302はトレーラー。重連で走らせることを想定してか、片側はアーノルドカプラーなのですが・・・そもそも実際の運用では重連で走行することはまずないので、両方動力車にするか、単品販売のほうが良かったんじゃないかなと思います。カプラーもデフォルトはダミーで、重連用は付属くらいで良かったのではないでしょうか。

最近のマイクロエース製品の動力はあまりいい印象じゃないです。このキハ11もスローが効きにくく、ガックンガックンしてます。お値段もそれなりにするのだから、もう少し精度上げてほしいなと思ってしまいます・・・。

いろいろダメ出しもしてしまいましたが、あまり見向きもされないような路線の車両もこうやって製品化してくれるマイクロエースさんはやっぱりなくてはならない、ありがたい存在ですね。地元民としてとっても嬉しいことこの上ありません。

先日紹介した鶴舞線の3050形などと組み合わせて、小田井のダイナミックな立体交差なども楽しめそうですね。

脚注   [ + ]

1. 武豊線は2015年電化済
2. 非電化で高架複線なのは他には伊勢鉄道くらいしかない。同じく非電化複線高架区間のあったJR学園都市線は電化済
3. JR管轄の枇杷島駅と小田井駅のみエレベーターがある
4. ただしJR駅は城北線乗り入れを前提に準備工事はされている
5. 以前は美濃太田から車両を借りていたため遠距離の回送が必要だった
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鉄コレ 名古屋市交通局 鶴舞線3050形・3159編成 入線!

今日はこんな記事です

去年発売された3000形に続き、鶴舞線の第2世代である3050形も鉄コレで製品化されました。なんと今回は通常編成の3151編成と、3000形との混成の3159編成の2本立て。ということで、”珍編成”のほうの3159編成をチョイスしてみました。

鶴舞線の主力 3050形

名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)の鶴舞線は、名古屋の街を斜めに縦断している路線で、西区の上小田井駅から日進市の赤池駅までを結んでいます。沿線には庄内緑地公園、ビジネス街である丸の内や伏見、大須、鶴舞公園、八事の学生街、平針の運転免許試験場に至るまで、バラエティに富んでいます。

鶴舞線の面白いところは、両端が名鉄線に繋がっていて、上小田井側では犬山線、赤池側では豊田線と直通運転が行われている点。犬山線方面は犬山まで、豊田線方面は豊田市まで直通運転がおこなわれており、交通局の車両だけでなく名鉄の車両[1]100系と200系も出入りします。名古屋の地下鉄の中で、最も賑やかな路線だと思います。

Wikipediaより引用

庄内緑地公園から上小田井まで延伸し犬山線との直通が始まったのが1993年。これに合わせて交通局が投入したのが、鶴舞線で初めてVVVFインバーターを搭載した3050形です。

http://www.maruhachi-kotsu.com/subcar/3050.html

3050形は最終的に6両編成が10編成投入されました。それまで4両編成だった3000形や名鉄100系も編成の組み換えや中間車の新造によって6両編成へと組み替えられています。

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新と旧が混ざる変則編成 3159編成

3159編成の中間部。Wikipediaより引用

その3000形の組み換え段階で、所属両数[2]全92両の関係上、2両だけ(3706と3806)が余ってしまいました。そこで、3050形の両端4両を新製し、中間にこの2両を組み込むことで3000形と3050形の混成6両編成ができあがりました。これが珍編成の3159編成(以下、3159H)の誕生でした。

それから去年2019年に至るまでの26年間、鶴舞線と乗り入れ先の名鉄線で活躍していた同編成ですが、後継車N3000形の導入に伴い3000型が順次置き換えられていることから、残念ながら老朽化の進んだ中間の2両だけでなく、6両編成がまるごと廃車になってしまいました。

http://www.maruhachi-kotsu.com/subcar/3050_3.html

ノーマルよりも3159が欲しかった

今回、去年の6月に発売された3000形に引き続き、鉄コレで3050形の製品化が行われることとなりました。

前回の3000形の入線記事はこちらから。

ということで今回製品化された3050形ですが、一般編成としてトップナンバーの3151編成と、先程解説した珍編成・3159編成の2バリエーションとなりました。

http://www.maruhachi-kotsu.com/tanken/541goods_tetsukore.html#3050

もちろん、ごく普通の3151Hではなくて、3159Hが欲しくて予約していました。発売からちょっと遅くなりましたが、引き取ってきました。

3159Hのパッケージは鉄コレのデフォルトデザイン。3151Hのほうは前作3000形同様のオリジナルデザインになってました。

直線的でややいかつく感じる前面部の仕上がりはとても良いです。拡大してみるとややアンバランスさが出てるような気がするのですが、たぶん気のせいです(笑)実際、普通に走らせる前提で見てる分には破綻はないかなと思いました。

3159Hで逃せないポイントが、やはりここ、3050形と3000型が繋がっている姿でしょう。車体構造やラインカラーの帯の太さ、台車の差異などがよく分かりますね。

鶴舞線ステッカーが5本線ではなくて現行のまるはちマークであることから、前作3000形と同様、ここ最近、つまり晩年の姿で再現されています。

先輩3000形と並べてみます。実はですが、前作3000形で再現された3123編成は4次車で、今回の3159Hの3000型は1次車であるので、窓枠の支えの構造などに差異があります。写真を取り忘れましたが、今回の中間の1次車は金型を流用しつつも新規で作られています。

(↓ポポン大須店のブログに比較写真がありました)

https://popondetta.com/blog_osu/%e8%a3%bd%e5%93%81%e6%a1%88%e5%86%85/%e5%90%8d%e5%8f%a4%e5%b1%8b%e3%82%92%e8%b5%b0%e3%82%8b%e5%9c%b0%e4%b8%8b%e9%89%84%ef%bc%81%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e4%b8%ad%e3%81%a7%e3%81%99%ef%bc%81.html

ここはぜひN3000も欲しい

これで、鶴舞線の第1世代と第2世代がNゲージで揃うこととなりました。もう次は、現行第3世代のN3000形しかないでしょう。

N3000形も、日立A-Train規格で製造されたN3101編成と、日車ブロック工法のN3102以降の編成でぜひバリエーション展開を期待したいところです。もちろん、顔を合わせる名鉄100系と200系も欲しいですよね。

今後も、鉄コレの快進撃を期待したいところです。待ってますw

脚注   [ + ]

1. 100系と200系
2. 全92両
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【鉄道模型をはじめよう!】#14 レイアウト(ジオラマ)のいろは

今日はこんな記事です

鉄道模型の楽しみの一つが「レイアウトの制作」で、鉄道模型の中で最大の醍醐味といえるでしょう。今回は、「レイアウト」とよばれるジオラマとは何かを、基本的なお話を解説していきたいと思います。レイアウトの主役・ストラクチャーについても解説しています。

レイアウトとは?ジオラマとは?

鉄道模型は車両だけではありません。動いてナンボの鉄道模型ですから、その”背景”にあたる建物や情景も、鉄道模型のひとつです。

鉄道模型では、山などの地形、建物(「ストラクチャー」といいます)、情景パーツなどを使ったジオラマのことを「レイアウト」とよんでいます。

一般的には「ジオラマ」と呼ばれていますが、鉄道模型ファンの多くは車両が動く前提のものを「レイアウト」と、車両を動かなさい前提のものを「ジオラマ」と使い分けている人が多いようです。

鉄道模型の楽しみの一つとして、レイアウト製作があるのは以前取り上げましたね。もちろん車両ありきのホビーではあるのですが、レイアウトは鉄道模型の世界をより華やかにするための”隠れた主役”なのです。

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さまざまな鉄道模型レイアウト

鉄道模型のレイアウトには、巨大なものからミニマムなものまで、さまざまな種類があります。

①固定型レイアウト

大きな台や板に線路やストラクチャーを固定して作り上げる方式です。最もリアルで巨大なものもふくめて自由自在につくりあげることができますが、その反面常設場所やメンテナンスの面で大きなデメリットも存在します。

巨大な床を確保できるレンタルレイアウト(後述)では、大半が固定型のレイアウトを採用しています。ポポンデッタのように2段構えにしているところも。

②分割式レイアウト

↑他の方の作例ですがこんなの

家の中でそこそこの規模で楽しみたい・・・そんなアナタにおすすめなのが分割式レイアウトです。

走行させるときだけ展開し、収納するときも多少コンパクトにでき、レイアウト製作も行いやすいです。複数人で作成して持ち寄って運転会として楽しむやり方もあります。TOMIXやKATOからは、分割式レイアウトの作成に便利なボードも発売されています。

その反面、立体的な配置が作りにくく、固定型と比べコンパクトとはいえ、それなりに場所を食うことには間違いありません。

この分割式レイアウトを特に推しているのがKATOで、国際規格「T-TRAK」の普及に取り組まれています。

③お座敷レイアウト・テーブルレイアウト

床やテーブルの上に組み立て式線路を敷き、固定しないで楽しむのは、「お座敷レイアウト」ともよばれます。レールを組み立てて走らすだけで手軽なので、ビギナーの方がはじめて楽しむレイアウトのひとつでしょう。

遊ぶときだけ組み立てるので、使用しないときの収納の面で有利ですが、地形などを作り込めないのでリアリティに欠けるのがデメリットです。また、組み立てと片付けの手間もかかります。

今販売されているユニトラックやファイントラック等のNゲージの線路の多くはお座敷レイアウトで使用できるように組み立て式となっています。

④マットレイアウト

TOMIXのジオラママットを使ったマットレイアウト

お座敷レイアウトは床が丸見えになってしまうのとケーブルがごちゃごちゃになるのが面倒です。そこで、お座敷レイアウトの下にマットを敷くことでリアリティ等を改善する方法があります。(当方では「マットレイアウト」と呼ぶことにします)

十年以上の前に、ある方が布を敷いてお座敷レイアウトをグレードアップする「敷き布レイアウト」を提唱されています。布を敷くだけでケーブルを布下に隠すことができるほか、色に合わせて雰囲気を手軽にチェンジすることもできます。

https://s-layout.com/

TOMIXからは、レールセットと組み合わせて使用できるジオラママットがあります。こちらもストラクチャーをポン起きするだけでリアリティが手軽にアップします。

⑤ミニジオラマ

このほか、走行を前提としないものもあります。その中でも安く手軽に作れるのが、「ミニジオラマ」です。

100円ショップで販売されているようなホビーケース等を活用し、展示を目的としたジオラマが作れます。数千円で作ることができるので、レイアウト工作入門にもオススメです。ミニジオラマを作ることができる子供向けの体験教室も各地で実施されているので、親子でチャレンジするのも良いでしょう。 お子さんの自由工作にもピッタリです。

⑥レンタルレイアウト

ビジネスの一環でレイアウトを設置しているお店もあります。このようなところは車両を自分で持ち込み、時間単位で線路を借りて走行させることができます。これを「レンタルレイアウト」といいます。

「レンタルレイアウト」は、専業で営業しているものから、鉄道模型販売店のサービスの一環で行われているものまで、全国各地にあります。家ではレイアウトを作って走らすことが難しい人でも、お金を払うことで手軽に楽しめる点が魅力です。

レンタルレイアウトについては、またの機会に解説したいと思っています。

レイアウトの主役 ストラクチャー&ジオラマ用品

そんなレイアウトになくてはならない存在なのが、「ストラクチャー」と呼ばれる建物や、ジオラマ用品です。

これらは、各種メーカーから完成品やキット製品が数多く出ているほか、自作することもできます。

完成品やキットでは、住宅をはじめ、各種ビル、工場、駅や車庫などの鉄道関連施設、商店など幅広い種類のストラクチャーが、KATO、TOMIX、グリーンマックス等の大手メーカーから発売されています。

さらに、レイアウトの脇役となるのが、人や車といったジオラマ用品です。せっかく街はできているのに人も車もなければゴーストタウンですよね。そこで、レイアウト用の人形や車、看板などさまざまなジオラマ用品が販売されています。とりわけトミーテックの情景コレクションや津川洋行などから豊富なジオラマ用品が出ていて、レイアウトを楽しく作ることができます。

また、地形については自作することにより作ることが一般的ですが、簡素な地形を作ることができるキットも各種発売されています。

まずは作例や技法を見てみよう

今日説明したように、レイアウト製作は非常に奥深い世界で、車両をいじって楽しむのとは違う楽しみがあります。

ぜひあなたもレイアウト製作してみませんか?

まずは、鉄道模型誌やネット上などで作例を見てみると良いでしょう。とくに鉄道模型趣味(TMS誌)はレイアウト製作の作例や技法が豊富で、非常に参考になります。

また、今年は残念ながら中止になるようですが、KATOが毎年高校生を対象とした「鉄道模型コンテスト」が実施されており、その作例を見てみるのもありでしょう。T-Trakをはじめとした分割式レイアウトの制作のいい参考になるでしょう。

この連載では、次回以降、レイアウト製作の方法や技法について、解説していきたいと思っています。

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関門を行き来する赤い釜・EF81 400(JR九州) 入線!

今日はこんな記事です

東北方面での運用を想定した作られたEF81交直流機関車ですが、関門トンネル用へも投入されています。ステンレスの300番台が有名ですが、通常鋼で製造された赤い400番台も存在します。1年ほど前ですがこの赤い400番台をリサイクルショップで安価で発見!

皆様はGWどうお過ごしでしょうか?アウトドアが趣味な方はステイホームステイホーム、で苦しい日々なのかもしれませんね・・・。

インドア派の僕は前回のようにテレビを買っただけでなく、オーディオ機器がさらに充実したので、いつもどおりのゴロゴロ巣篭もり生活です(笑)

更に充実したオーディオシステムの話はGW明けに予定してます。お楽しみに・・・。

EF81の活躍場は東北路だけじゃない

交直流機関車のEF81形というと、東北の方面をイメージされる方も少なくないかもしれません。というのも、EF81が東北本線を経由するブルートレインの牽引機として抜擢される機会も多く、「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」など比較的最近まで残った夜行列車でも、EF81が牽引機だった時期もあり、交直流機関車の中では花形車両でメジャーな車両ですね。

ですが、EF81は東北地域専用の機関車では全く無かったのです。同じく交直流の切り替え地点(デッドセクション)の存在する関門トンネルにも投入されたのです。

関門トンネルへは300番台と400番台が投入されました。300番台は車体外板がステンレスに変更され、コルゲート処理がなされています。301・302の両車は赤13号に塗装されましたが、303・304は無塗装となり、この2両はファンより”銀釜”と呼ばれています。

Wikipediaより引用

その後、400番台がEF30の置き換えを目的として国鉄末期に投入されました。ボディは基本番台(0番台)とほぼ同じですが、塩害の激しい関門トンネルへでの運用に適した車体設備が装備されています。このほか、JR貨物が関門トンネルを通過できる仕様の450番台を投入しています。

関門トンネル運用に投入された300・400番台は、1987年の国鉄民営化でJR九州とJR貨物に継承。各種ブルートレインや貨物列車の運用に就いていました。しかし、九州方面のブルートレインが2008年の「富士」「はやぶさ」の廃止によって全廃されたことでJR九州車は全車引退しています。JR貨物車も、老朽化や新型車両投入で数を減らしてきています。

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1年前、突然の出会い

話を一年以上前に戻ります(※このブログはブログ反映までかなり遅れていますw)

去年の、3月のことです。

いつもの買い出しの帰りに、セカンドストリート[1]ゲオが手掛けるリサイクルショップに行ったのですよ。セカストは衣類や白物家電のイメージが強く、ホビー関連は少ないのですが、店舗によってはいろいろ置いていたりします。

最寄りのセカストはホビー関連がとりわけ弱く、鉄道模型は普段ほとんど置いてはいないのですが、訪れたその日だけは、いくらかのTOMIX製Nゲージが置いてあったのです。

というのも全部同じ人が手放したのでしょう、485系などJR九州の車両だけが並んでいました。

その中で、EF81が置いてあったのです。関門海峡を主に活躍する赤い400番台のJR九州仕様。そのEF81 400のお値段は・・・なんと¥2,300+税で、安かったので衝動買いしちゃいましたw

製品は、数年前に発売された品番9000番代の現行品です。手すりなどのパーツが別パーツとなり、リアリティがアップしています。側面には赤いJR九州のロゴが配されているところが東北仕様のEF81と違う点ですね。

フライホイール動力も快調に動作し、とても安定しています。

シンプルだけどカッコイイ

400番台は基本番台とほとんど同じボディなので、シンプルな造形ですが、カッコイイ見た目だと思います。

その後、Tomixの初代300番台(無塗装)も持っているので、ステンレスの銀釜と並べて楽しめるようになりました。

ですが、肝心の九州方面のブルートレイン用客車を持っていないのです(笑)(以前は持ってたけど全部処分しちゃいました・・・)

なので、今はユーロライナーやスーパーエクスプレスレインボー等のジョイフルトレインや、コキなど貨物列車の牽引機として走らせています。たまにはKATOの20系を牽かせてみたりもしています。

ブルートレインはコロナ収束したら買い集めようかな・・・(^^ゞ

脚注   [ + ]

1. ゲオが手掛けるリサイクルショップ
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GM 211系5000番台(K15編成・行先点灯)入線!

今日はこんな記事です

211系5000番台は名古屋エリアの中央線の主力。今回、グリーンマックスの211系5000番台が、行先点灯の仕様になって再登場しました。今回はK15編成(4両編成)を購入。211系だけの10両編成や313系との8両編成が楽しめるようになりました。

中央西線の主力 211系

JR東海の中央線(中央西線)は、名古屋を起点として東濃・木曽地区へ伸び、塩尻でJR東日本の篠ノ井線や中央東線に接続する幹線路線です。

東海道線や関西線とは異なり競合路線が少ないことから利用者が多く、名古屋口(名古屋~中津川)では朝夕を中心に10両編成の列車が走行します。

その中で、地域輸送の主力として活躍しているのが211系5000番台です。中央線の運用に入る車両が配置されている神領車両区には、3両編成(K101~K117)と4両編成(K1~K20)が配置されていて、中央線のほか、関西線でも朝夕に使用されています。

211系5000番台は、国鉄が開発製造した211系の基本番台をベースに、車内の座席配置や電装品を変更した改良型でJR東海により導入されました。前面の窓は拡大され、213系と同じ顔つきになっています。

車内はオールロングシート[1]トイレ向かいのみクロスシートありで、通勤輸送に向いた車内配置となっています。

当初は3両編成も4両編成もトイレ無しで登場しましたが、苦情も多かったらしく、その後トイレ付きのクハ210-5600が製造され、4両編成の全編成に組み込まれました。この経緯もあって、4両編成はトイレ付き、3両編成はトイレ無しとなっています。

中央線では時間帯によって4両~10両と柔軟に列車の長さを調整されています。211系も、211系同士のみでなく、313系とも連結され、さまざまな編成パターンを見ることができます。

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「行先点灯」にリニューアルして再登場

211系5000番台をNゲージで製品化しているグリーンマックスから、3両編成(K100)とともに4両編成(K0)も再生産がなされました。

今回は純粋に再生産するだけでなく、去年からGM各製品でデフォルトとなってきている行先点灯(前面方向幕とその左の部分の番号の部分が点灯)が211系にも採用に。同時に神領の3両編成のK100編成と静岡地区のLL編成も同様の仕様で行先点灯仕様に変更されました。

2年ほど前から神領所属の211系を順次導入していて、すでに旧仕様の3両編成を2編成導入しています。

今回、前から導入したかった4両編成を、ついに購入することが叶いました。GMは年1くらいのペースでわりかし頻繁に再生産やリニューアルをしてくれるので、待っていれば出してきてくれるのが嬉しいのです。最近は西落合の某社よりも好感が湧くメーカーになりました(^^ゞ

前回製品との違いは、モデル編成の車番と先述のライト点灯部分くらいで、そのほかは前回以前の製品に準拠しています。

ライトを点灯させた状態がコチラです。方向幕の部分がちゃんと光っていますね。

今回製品の注意点を一つ上げるならば、旧製品では付属していたカプラーアダプターが別売に変更となっている点です。ですので、KATO313系と連結して遊ぶ場合、別途カプラーアダプターが必要になります。従来からのスカート一体のもの(品番6713)のほか、アダプター単体(品番8111)のものもあるので、どちらかから選びましょう。なお、TNカプラーJC25を用いてTOMIX313系と繋ぐ場合は、カプラーアダプターを別途買う必要はありません。

多彩なパターンで楽しもう

さて、上でも書いたように、中央線の211系は多彩な連結パターンがあります。

以下は、基本的なパターン例です。

←名古屋      中津川・亀山→

■■■関西線で運用される3両単独
■■■■中央線で運用される4両単独
■■■-■■■3両×2の6両編成
■■■■-■■■-■■■中央線で見られる211系の10両①
■■■-■■■-■■■■中央線で見られる211系の10両②
■■■■■■■■313系との併結の8両編成
■■■-■■■ 313系との併結の6両編成
■■■-■■■ 313系8000番台と併結

=今回製品 ■=211系3両編成 =313系 =313系8000番台

これ以外にも、211系を313系でサンドイッチするユニークなパターンだったり、過去の7両編成とか、213系との連結なんかも当然ですが再現が可能です。

今日のペアは鉄コレ213系

313系側は、他社製品になりますが、2月にTOMIXから313系1000番台・1100番台・1500番台が発売されています。まだ在庫のある店も多いので、おすすめです。もちろん、既存のKATOの313系とも楽しめますよ。

後継の315系の開発発表もすでになされていて、引退へのカウントダウンも始まっている211系。実車も、模型も、両方楽しめるのは今のうち!かもしれませんね。

脚注   [ + ]

1. トイレ向かいのみクロスシートあり
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【鉄道模型をはじめよう!】#13 トミーテック「鉄道コレクション」の遊び方

今日はこんな記事です

TOMIXを展開する大手メーカー・トミーテックが展開する”もうひとつのブランド”に「ジオコレ」があります。その中で、鉄道車両を製品化している「鉄道コレクション(鉄コレ)」というグループがあります。今日は、この鉄コレの遊び方を紹介していきます。

今日は、連載「鉄道模型をはじめよう!」の最新回です。今回は、トミーテック「鉄道コレクション」にスポットを当てます。

トミーテックのディスプレイモデル「鉄道コレクション」

トミーテックは、鉄道模型ブランドTOMIXを展開する大手メーカーですが、TOMIXとは別の鉄道模型ブランドとして「ジオラマコレクション」、通称「ジオコレ」を展開しています。

「ジオコレ」はNゲージまたはHOゲージにスケール化した製品群の総称です。製品ジャンルごとにシリーズが細分化されており、バスをモデル化した「バスコレクション(バスコレ)」、一般車をモデル化した「カーコレクション(カーコレ)」、トラックをモデル化した「トラックコレクション(トラコレ)」、トレーラーをモデル化した「トレーラーコレクション」、各種建物を展開する「建物コレクション」、情景小物を展開する「情景コレクション」など多岐にわたります。

https://www.tomytec.co.jp/diocolle/

その中で、鉄道車両をNゲージサイズ、つまり1/150で展開しているのが、「鉄道コレクション」、略して「鉄コレ」です。

鉄コレ製品のひとつ、名古屋市交通局3000形

「鉄コレ」は、TOMIXでは製品化されていない車種を中心に、TOMIXとは別のコンセプトで展開されているディスプレイモデルです。ディスプレイモデルではあるのですが、後述するように走行化パーツを取り付けることで鉄道模型として遊ぶことができるのが特徴です。

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鉄コレの特徴

「鉄コレ」とTOMIXでは製品スタンスに違いがあり、同じ会社ですがコンセプトは全く別のものであると言えます。

価格設定が概ね安価

ディスプレイモデルであるため、価格設定はオープンパッケージで1両あたり1,500円と安価です。4両編成で定価¥6,000であり、走行化パーツと合わせてもTOMIXの4両編成よりは安価で済ませられます。

中国製

鉄コレ製品は全て中国生産です。それに対し、TOMIXは一部アクセサリーを除き大半が日本製で、細部を見ると塗装・印刷などにクオリティの差が若干あります。

再生産がない

鉄コレ製品は一回きりの生産であり、TOMIXのように再生産が行われていません。ただしバリエーション展開が盛んなため、同じ色・形式の車両が車番違いで再登場することは多々あります。

ライト類は非装備

あくまで安価なディスプレイモデルとして発売されているため、TOMIXでは標準となっているヘッドライト・テールライトの他、オプションの室内灯の取り付けもありません。また、貫通幌も付いていません。

カプラーはダミーを除き全てアーノルドカプラーで、TNカプラーは公式には非対応です(取り付け部分があるため、取り付けは可能です)

豊富なラインナップが魅力

JRから私鉄まで、豊富なラインナップ

最初の頃は私鉄会社の古い車種が中心でしたが、現在はJRの車両から中小私鉄まで、幅広い車種が製品化され、最近では西武30000系や西鉄3000形など、現役車両の中でも比較的新型の車種も積極的に製品化されるようになりました。

現役車両のひとつ、叡山電車の「ひえい」

TOMIXでは広く網羅しにくい私鉄車両も数多くリリースされていて、とくに私鉄がメインの人にはグリーンマックスやマイクロエースと並んで重要なポジションになっている人も多いのではないかと思います。とりわけ鉄コレは通勤車両に特化していて、マイナーな車種まで網羅してくれるという面で存在感が大きいのです。

ブラインドパッケージとオープンパッケージ

オープンパッケージはこんな感じで販売されている

鉄コレは、中身の分からないブラインドパッケージの製品と、オープンパッケージのものがあります。オープンパッケージが主流にはなっていますが、ブラインドパッケージも定期的にリリースがなされています。

ブラインドパッケージのボックス

ブラインドパッケージは「第○弾」という製品名で、1ボックス10個入り。全10種+シークレットの内容で、シークレットが入っていない場合は1ボックスで全種揃うため、ボックスで購入する人も多いほか、タムタムやポポンデッタでは開封販売もなされています。

事業者限定商品について

上の「名古屋市交通局1400型」が事業者限定の鉄コレ。製造はトミーテックだが販売は名古屋市交通局が担当し、地下鉄の各駅等で販売がなされた。

このほか、鉄コレには一般流通の商品とは別に、「事業者限定商品」があります。これは、特定の鉄道会社や関連会社、卸問屋などが販売元になり、特定の場のみで発売される形態の商品です。ウェブ通販限定の商品もあります。

この中で阪急と京阪は毎年事業者限定の鉄コレをリリースしていて、沿線の駅・系列店舗や各種イベント[1]日比谷公園での鉄道フェスタ等で販売がなされます。販売数や入手場所が少ないことから、完売後はプレミア価格で中古取引されるものも多々あり、僕はこの発売形態は嫌いです[2]とくにこの2社は名古屋での発売箇所が一切なく京阪に至っては通販もないという点で否定的にならざるを得ません

鉄コレの動力化

先述したように、鉄コレ製品は別売の動力ユニットトレーラー化パーツを用いることで、他社Nゲージと同じように走行させることができます。製品パッケージに、使用する動力ユニット・トレーラーパーツの品番が記載されています。これらの走行化パーツは鉄コレ製品を取り扱いお店で購入できます。

動力ユニットはフライホイールも入っていて、TOMIXのユニットほどではないですが、スムースな走行が可能。トレーラーパーツは、T車用のパーツで2両分の金属車輪と交換用のアーノルドカプラーとウエイトが付属しています。

動力ユニットの例(TM-08R)
トレーラーパーツの例(TT-04R)

例えば、4両編成の場合は、動力ユニット1つと、トレーラーパーツ(大半はTT-04R)が2個(3両分)必要になります。

動力車はもとの床板から床下機器パーツを動力ユニットへ移植し、動力ユニットを車体に装着するだけ。T車も、車輪とカプラーを交換してウエイトを追加するだけ。初心者でも手軽に交換できるため、初めての鉄道模型としても問題はないでしょう。

まとめ

今回は、「鉄コレ」こと「鉄道コレクション」について解説しました。

名前の通りコレクションするだけでなく、実際に走らせて楽しむこともできる魅力は大きいですよね。

みずほちゃん
みずほちゃん

毎月コンスタントに製品がリリースされているので、気になるのがあったら買ってみてくださいね。

脚注   [ + ]

1. 日比谷公園での鉄道フェスタ等
2. とくにこの2社は名古屋での発売箇所が一切なく京阪に至っては通販もないという点で否定的にならざるを得ません
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GM初期の”グリ完” 72系国電で遊ぶ!

今日はこんな記事です

当時キットメーカーだったグリーンマックスが創業して間もない1970年代に、完成品をリリースしていました。その中で、旧国の代表格である72系電車を購入しました。プラ製なのに重厚感があり、スローの効いた優美な走りを楽しめるモデル。当方初となった旧国です。

使い捨て電子タバコ(VAPE)を買って先日から職場の喫煙所で吸っているのですが、何か物足りなさを感じるのです。流石にニコチンとタールを俺の脳は求めてはいないだろうけど(笑)、もうちょっと煙と強い味は欲しいよな。次回はiQOS買ってニコレスにしようかなw

グリーンマックス完成品の歴史

今や大手鉄道模型メーカーとなっているグリーンマックスですが、もともとNゲージャーにはキットメーカーとしての認識が強いイメージが昔はありました。

90年代末から完成品に力を入れはじめ、現在の製品の大半は完成品になっています。現在は完成品メーカーとしても勢力を上げていき、今ではNゲージ大手4社の一角を占めています。

ですが、グリーンマックスの完成品の起源を遡ると、かなり昔であることがわかりました。

ホビーショップMAXの屋号では客車のキット(現在のエコノミーキットの起源)をリリース。その後すぐグリーンマックスへと屋号を変えるのですが、屋号を変えてそれほど経たないうちに完成品が登場しました。完成品の対象になったのは、俗に“グリ完”、”初期グリ完”と呼ばれています。

初期のグリーンマックス完成品は、旧国電から、111系などの近郊型まで、国鉄の電車製品を中心にしたラインナップでした。

その初期グリ完ですが、わずか数年のみの展開(クハ103を含め4製品に留まったという)となってしまい、完成品メーカーとしての歩みはいったん断たれることとなりました。完成品で出ていた車種も、順次エコノミーキットへと切り替えられていきました。

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現代の通勤型の基礎となった72系国電

Wikipediaより引用

72系国電は、63系をベースに開発された通勤型電車です。

戦後、乗客が大幅に増えたことで、逼迫する状況となりましたため、国鉄は輸送力強化の方針をとらざるを得ませんでした。当初は戦時設計の63系電車を投入していたのですが、戦時設計ゆえに欠陥点の多いのが問題でした。

1951年、この63系が桜木町事故という列車火災事故を起こしてしまいます。根本の原因は架線の工事ミスですが、タイミング悪く電車が到着してしまったため、ショートを起こして火災になったものです。この事故で有効な避難方法が無かったという欠陥が露呈。多くの乗客が車外に脱出することができず死傷する大惨事を生み出してしまったのです。63系は体質改善工事により72系へ改番編入されました。

それらの反省から、粗悪な戦時設計を見直して新製されたのが72系でした。登場時は旧国らしい出で立ちの半鋼製車体でしたが、その後全金属車の920番代へモデルチェンジされ、101系に通ずる近代的な外観となりました。

粗悪な戦時設計車に端を発する車両なのに、地道な改良が重ねられ、101系・103系以降の近代型車両の基礎を確立した功績は大きいものだったのです。なかには、103系へ編入されて長い間活躍した車両もいたほどです。

50年経っても色褪せない存在感

このグリ完72系は、イトケンさんが某所のハードオフで見つけたもののようです。それも、なんとジャンクで4両1000円くらいだったそうですので、僕が引き取ることにしました。

70年代のかなり古いモデルですが、全体的なプロポーションは良好です。プラ製でボディは屋根まで一体成型なのですが、真鍮製なのでは、と思ってしまうくらいにしっかりとした重さを感じます。重厚感は満点です。塗色も重厚感を増してくれるかのように綺麗です。

実は、グリ完の73系は実在編成をモデル化したものではないと『新・鉄道模型考古学N』に記載されています。全金属車かつ近代化改装車を製品化したかったようですが、実車のそれとは異なる点も複数見つかります。基本的に73系らしさをつまみ食いしたようなフリーの編成となっているようです。もし今の製品化だったら”タイプ”の3文字が製品名に付くでしょうね。

動力もこれまた昔のものですが、意外とスローもしっかり効いていてゆったりとした走りです。気づいたのですが、なぜかクモハに動力が入っています。元の製品ではモハが動力車なのでどういう経緯で床下の入れ替えに至ったのか気になります。

もう40年以上も経ちますが、今でも新鮮感を味わえるシンプルな模型だな、と思いました。

72系はその後、KATOとTOMIXからも発売されていますが、グリーンマックスのこの完成品も存在感のあるモデルだと思います。

ぱらちゃん
ぱらちゃん

もっと遊んであげなきゃ、ね(笑)

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Nゲージ初登場!TOMIX 313系1000番台&1500番台 入線!

今日はこんな記事です

TOMIXの313系のバリ展の勢いは止まりません。これまでどこのメーカーも製品化していなかった、中央線で活躍する1000番台と1500番台が初登場。KATOを超える勢いでTOMIX313系のバリエーションも充実しましたね。211系とあわせて楽しみたい車両です。

2月最後の記事となりました。今月はずっと新型コロナウイルスの話ばかりで、イベントの中止や店舗の休業など、経済的な損失はもうリーマンショック並じゃないですか?

この状況でオリンピック大丈夫なのかな?IOCもJOCももっと深刻に考えなきゃあかんよ・・・。

中央線の顔 313系1000番台シリーズ

JR東海の在来線エース・313系は、同社のすべての電化路線で運用されるほどに顔の広い車両です。そのため、運用路線の環境に合わせて多彩なバリエーションがあるのが特徴です。

その中でも、中央線の名古屋口で運用されている1000番台のシリーズがあります。このシリーズは、製造時期や両数によって番台区分が分けられていて、同じ神領車両区所属ではあるものの、運用区間にも違いがあります。

初期車3次車4次車~5次車
2両1300番台(非ワンマン:B401~B408)
1300番台(ワンマン:B501~B516)
3両1500番台(B101~103)1600番台(B104~B107)
1700番台(B151~B153) [1]飯田線用
4両1000番台(B1~B3)1100番台(B4・B5)

※2011年に1100番台(B6編成)を導入したが、現在大垣車両区に所属[2]Y102編成が復帰しているため、戻ってくる可能性は十分あり得る

表からわかるように、初期車(1次車)と3次車以降では番台が分けられています。

1000番台。Wikipediaから引用

初期車は、従来式の方向幕やヘッドライトを装備。転換クロスシートが多くを占めるのは0番台と共通ですが、中央線のラッシュ輸送を考慮して、車端部はロングシートになっています。

一方の増備車(3次車以降)は、基本番台(1000/1500)に+100した数字で番台が振られています。また、3両編成には飯田線で使用するためにダブルパンタ・耐寒装備を加えた1700番台も登場しました。4次車で初登場した2両編成は、1300番台となっていますが、非ワンマンとワンマン対応の2グループがあり、運用が分けられています。

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初期車の1000番台&1500番台が初登場!

313系の1000番台グループは大垣車や静岡車と比べて製品化の回数が少なく、1100/1600/1300/1700の各番台はKATOがすでに製品化していますが、初期車の製品化はこれまでなく、製品化が待たれるところでした。

そんな状況を打破してくれたのは、KATOではなくTOMIXでした。今回、313系のバリエーション展開として初期車の1000番台、1500番台、そして1100番台が発売されました。中でも中央線で運用されている1000番台は今回限りの限定品で、1500番台は基本と増結の2セットでの発売となりました。

今回は、予算の関係でNゲージ初登場の1000番台と1500番台の基本セットを購入しました。

どちらも標準的なブックケースに入っています。

大半の部分は同社313系の既製品に準じています。なので、今になって特筆することはほとんどありませんね(^_^;)

1000番台はB1編成の車番が印刷済みでインレタの必要がないのはありがたいところです。もちろんグレードアップ用のインレタも付属しているので、B2編成にも、B3編成にもできます。

一方の1500番台はインレタで車番を入れる必要があります。1000番台も1500番台も実車が3編成しかいないので、すべての編成から好きな編成を選べます。お金さえあれば、実車と同じ車両数を揃えてコンプリートもありかもしれませんね(笑)

造形は良くも悪くもTOMIXの作りで、KATOに比べると今一歩ですが、動力ユニットのスムース感はTOMIXが抜きん出ていると思います。

あと今回気になった点ですが、信号炎管とアンテナがやや作りがいつもより甘い印象です。治具を使っても全然嵌まらず、手汗を流しながらピンセットでなんとか付けました。予備も全部吹っ飛びましたw

TOMIXさんはバリエーション展開の勢いや再生産の頻度がとても良くて好感が湧きます。どこぞの東落合の鉄道模型メーカーも見習って欲しいんですけどねえ・・・(1300番台再生産マダー?)

211系とセットで楽しみたい

いつもの「鉄道模型カフェ浪漫」さんにて早速走らせました。

中央線の名古屋口といえば、やはり外せないのが211系です。中央線の313系が単独で運用されることはかなり少なく、多くが211系5000番台との併結運用です。中央線、もとい神領車両区の運用を再現するには、GMの211系5000番台は必須アイテムです。

その211系5000番台ですが、ちょうどタイミングよく来月神領所属の4両編成がリニューアルされます。今回のリニューアルではGMの最新製品で標準となってきている方向幕部分の点灯が211系4両でも採用されました。こちらも予約済みですので、発売が楽しみでなりません。

313系を買ったら、ぜひとも211系も揃えてくださいね〜。


https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/joshin/item/4543736979210-53-12054/?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title

https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/joshin/item/4543736983521-53-12054/?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title

https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/joshin/item/4543736983538-53-12054/?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title

https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/joshin/item/4543736983514-53-12054/?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title

脚注   [ + ]

1. 飯田線用
2. Y102編成が復帰しているため、戻ってくる可能性は十分あり得る
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【鉄道模型をはじめよう!】#12 Nゲージの連結器「カプラー」とは?

今日はこんな記事です

鉄道模型(Nゲージ)では、連結器のことを「カプラー」とよんでいます。今回は、Nゲージのカプラーについて解説していきます。標準のアーノルドカプラーからTNカプラー、KATOカプラーまで、各種の形状や特徴だけでなく、互換性についてもみていきたいと思います。

Nゲージの連結器「カプラー」

一ヶ月ぶりの「鉄道模型をはじめよう」連載

今回は、Nゲージ車両の連結に必須となる「カプラー」を解説します。

鉄道模型では、車両の連結器のことを「カプラー」と称しています。このカプラーがないと、車両を繋げることができません。2両以上で走行させるための必須アイテムです。

なお、ダミーカプラーなる、名の通り連結機能がダミーで見た目のみのものもありますが、今回は連結機能を有するもののみに絞って解説したいと思います。

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主なカプラーの種類

アーノルドカプラー(各社)

連結機能が広いのが残念だ

Nゲージのスタンダードカプラーとなっているのが、「アーノルドカプラー」です。Nゲージ黎明期に、関水金属(KATO)を含む当時の3社の会合で、標準規格として決まったものです。ドイツのNゲージメーカー・アーノルトがもともと採用していたものだったのでこの名が付いています。

見た目はコの字の形状で実物に即したものではないものの、取り扱いが非常に簡単で、壊れにくいのが利点です。自動連結・自動開放にも対応しています。

その反面、見た目がリアリティでないことや、連結間隔が広いことが大きなデメリットです。

機関車やマイクロエースの一部製品を除き、基本的に台車マウントになっています。

後述する各社のカプラーが普及している現在でもデファクトスタンダードなのには間違いなく、各社の製品で標準装備となっています。

Mカプラー(TOMIX)

TOMIXの電気機関車・ディーゼル機関車にはアーノルドカプラーから派生した「Mカプラー」が標準装備となっています。

カプラー内にマグネットを仕込むことで、開放ランプ付きレール(M70)上で自動開放ができるギミックを有しています。

もちろんアーノルドカプラーと互換性があり、自動開放以外の使い方は普通のアーノルドカプラーと同じです。

古い製品は台車マウントでしたが、現行製品はすべてボディマウントとなっています。

TNカプラー(TOMIX)

密連形
蜜自連型
TNカプラー密連形を装着した733系
TNカプラーは先頭車同士の連結間隔が狭くて良い
こちらは蜜自連タイプ。

「TNカプラー」は、TOMIXが発売している見た目に即した独自のカプラーで、密連と蜜自連・自連の2タイプがあります。

どちらもボディマウント・伸縮機能に対応していて、連結間隔を狭くすることができる点がメリットです。確実にはめ込む構造のため、KATOカプラーNのように勝手に連結が外れるようなことはありません。

4桁の品番で販売されている汎用のもの以外に、車両に応じて形状やカラーを変更した専用のものがオプションパーツで出ています。

ボディマウントタイプは床板にTNカプラー取付部のある車両であれば大半の車両に使用できます。このTNカプラー取付部はTOMIXの車両だけでなく、同社の鉄コレ製品、マイクロエース、グリーンマックスの製品にも装備されているものがあり、TNカプラーを装着できます。

このTNカプラーは電車・気動車の先頭車とHG(ハイグレード)・PG(プログレッシブグレード)製品に標準装備となっていますが、標準装備でなくても別売オプションで取付可能です。PG製品[1]クルーズトレイン「四季島」と「瑞風」のカプラーは通電機能も有しています。

また、見た目がいいので加工してKATO製品に取り付ける方も多くいらっしゃいます。

また、ボディマウントだけでなく、アーノルドカプラーからの交換に適した台車マウントタイプもあります。こちらはKATO製品などでもアーノルドカプラーポケットがあれば使用できます。

KATOカプラー(KATO)

KATOカプラーN

「KATOカプラーN」は、自連型の独自カプラーです。自連型の形状はしていますが、大味なつくりです。台車マウントで、アーノルドカプラーポケット用のAタイプと、20年ほど前の製品の補修用のBタイプがあります。

自動連結機能を有している分、TNカプラーのように確実にはめ込まないため、ユルユルになって走行中に連結が外れることがあることがデメリットです。

KATOナックルカプラー・マグネマティックカプラーと互換性があります。

とはいえ、安く手に入ることなどが魅力の一つで、手軽にアーノルドカプラーから交換できる点が素晴らしいです。

TOMIXのユーロライナーに取り付けた例
KATOカプラー密連形
KATOカプラー密連形を装着したE233系
KATOカプラー密連形の連結間隔もリアルである
台車マウントのBタイプはこんな形状で、ベロタイプとも呼ばれる

密連形のKATOカプラーで、伸縮機能付きのボディマウントタイプと、台車マウント(KATOカプラーN同様AタイプとBタイプがある)の2種類があります。

どちらのタイプも、連結間隔が短くなるメリットがあり、安価なためよく使用されています。

本来の密連形連結器の部分はダミーとなっており、連結器下のコの字になっている電気連結器(もどき)で連結します。カチッと嵌るため勝手に連結が外れることはありません。

構造上、やはり見た目に難があるため、加工してTNカプラーに交換する人も少なくありません。

KATO製品の電車・気動車製品の多くの車両でボディマウントタイプが標準装備となっています。標準装備のKATOカプラーはAssyパーツとして入手可能です。

KATOカプラー密連形#2
フック無で#2と互換のある製品の例(221系)

ダミー電蓮のない密連形カプラーで、TNカプラーに近い構造となりました。KATOの一部車両に対応しています。

「KATOカプラー密連形(フック無)」と表記されているものも、これの一種です。従来のフック(ダミー電連)のあるKATOカプラー密連形とは、互換性はありません。

KATOナックルカプラー(KATO)

KATOナックルカプラーを装着したEF65
KATOカプラーNと互換がある

KATOの米国型車両で採用された自連タイプのカプラーで、日本型の機関車にも採用されるようになりました。ボディマウントで、機関車車両に付属品として入っています。

KATOカプラーNと比較して飛躍的にリアルになっており、KATOカプラーNと同様自動連結に対応し、互換性もあります。

マグネマティックカプラー(KATO)

ケーディ社が開発した自連タイプのカプラーで、日本ではKATOが輸入代理店となっています。

名前の通り磁石を使用し、専用のレール上で自動開放が可能。機能的にはTOMIXのMカプラーに似ていますが、アーノルドカプラーとは互換性がない一方で、KATOカプラーN・KATOナックルカプラーと互換性があります。

マイクロカプラー(マイクロエース)

ボディマウントタイプの電車・気動車用のカプラーで、密連タイプと蜜自連タイプがあります。

TNカプラーと取り付け方は一緒で、TNカプラー取付部に付けられます。マイクロエース車両のほか、TOMIX・グリーンマックス製車両でも取付可能。ただし、TNカプラーとの互換性はありません。

連結間隔はTNカプラーに比べ、やや広めです。また、遊びが少なくやや貧弱な構造です。

とはいえ、TNカプラーよりは値段が手頃なのが魅力です。

ドローバー(グリーンマックス)

グリーンマックス車両の先頭車同士を接続するために付属されているのがドローバーです。

使い勝手などの面からイマイチで、TNカプラーを使用するユーザーが大半です。

一般販売はされていませんが、Assy扱いとしてグリーンマックス・ザ・ストアーで購入できます。

GMナックルカプラー(グリーンマックス)

グリーンマックスの自連タイプカプラーで、一般パーツとして販売されています。

外見はKATOナックルカプラーより更にリアルで、見た目重視のカプラーです。その反面、自動連結や自動開放は非対応で、使い勝手にはやや難があります。KATOの自連タイプカプラーとは互換性があるようです。

改造してTOMIXやKATOの機関車に取り付けると、デフォルトよりリアリティがアップするので、見た目重視の人におすすめしたいナックルカプラーです。

新幹線のカプラー

以上の解説は、在来線・私鉄車両を前提としたものです。

一方の新幹線にも、もちろんカプラーは付いていますが、これは在来線等のものとは形状やギミックの異なったものが多いです(一部アーノルドカプラーのものも存在します)

新幹線には全周幌が付いており、それをできるだけ再現する必要性があるためです。

新幹線のカプラーについては詳しく書きません。なぜなら、既に詳しく解説をされているサイトがあるためです。新幹線のカプラーについては、以下のサイトの解説を参考にされてください。

http://www.speedsphere.jp/RailRoad/Shinkansen/TecModelCoupler02.aspx

http://www.speedsphere.jp/RailRoad/Shinkansen/TecModelCoupler03.aspx

密連と自連と蜜自連

主なカプラーには「密連」のものと「自連」のものがあることにもうお気づきでしょうか?

「密連」は「密着連結器」の略で、JRの電車車両に標準的に使用されている連結器です。

JRの電車の多くは密連形連結器を備える(JR東日本E231系)
増解結の多い車両は電気連結器が下に付いていることが多い。写真のJR東海313系は2段式であるが、1段式のものもある。

一方の「自連」は「自動連結器」の略です。こちらは、電車を除く車両に一般的に使用されている連結器です。気動車などは「密着自動連結器」、略して「蜜自連」が使用されています。また、私鉄でも密連形ではなく自連タイプの連結器を採用しているところもあります。

50系客車の自連型連結器
上から見るとこういう形状になっているのがわかる(叡山電鉄700系)

ボディマウントと台車マウント

この285系にはKATOカプラー密連形が付いているが、先頭側はボディマウントで、中間側は台車マウントとなっている。

Nゲージのカプラーには、「ボディマウント」「台車マウント」の2種類の取り付け方があります。

ボディマウントは、床板などにカプラーを装着固定しているもので、連結間隔の短縮化などのメリットがあります。その反面、ボディマウントカプラーは高価な傾向です。

いっぽう、台車マウントは台車にカプラー部が付いています。連結間隔は広くなりますが、取り付けが容易であることや、交換用のカプラーが安価だというメリットがあります。

まとめ:カプラーの互換性に注意しよう

今日は、カプラーについて簡単に説明しました。

やはり最も気をつけたいのは、カプラーの互換性ですね。基本的に、メーカーオリジナルのカプラーは、アーノルドカプラーや他社のカプラーとは互換性がないと思っておくといいでしょう。

同じ車種でもメーカーによってカプラーが異なり繋げることができない物も多いですので、購入される際はどんなカプラーが使われているのかにも注意してくださいね。

脚注   [ + ]

1. クルーズトレイン「四季島」と「瑞風」
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真鍮製のデッキ付カマ!エンドウ・EF57で遊ぶ

今日はこんな記事です

1年ほど前に、某オークションでエンドウのNゲージ・EF57を落札しました。EF57はデッキ付きのしぶカッコいい茶カマで、KATO製に続き2両目です。屋根が丸く反ってしまう欠点はありますが、全体的なプロポーションは良く実車以上にカッコいいです♪

エンドウのEF57をゲット!

ちょうど一年くらい前のできごとです

ぱらちゃん
ぱらちゃん

ブログ化遅すぎw

ちょうど、中古Nゲージが怒涛の勢いで増備されていた頃です。ぽちやポポンといった実店舗を見に行くだけでなく、某フリマや某オークションまで除く重症ぶりだったのですw

その時狙っていたのは、エンドウのNゲージです。

HOゲージメーカーであるエンドウは、1970年代半ばから80年代はじめにかけてNゲージにも参入していました。HOゲージのノウハウを活かし、真鍮製で製品をリリースするも、Nゲージの小ささでは真鍮製の良さを活かし切ることは難しかったのか、KATOやTomixには勝てず撤退しています。

しかし現在では、新品で手に入らない希少性もあって、比較的高値で取引されているのです。

さて、ある日、某オークションにエンドウのEF57が複数出品されていました。ひとつは、高値ではあるけれど入札多数、しかも状態ははっきり良くない。それに対し、「エンドーのEF57」とタイトルの振られた出品は、状態もわりかし良くて、安いのに誰も入札していない。「エンドー」だから検索に引っかからないのかな(笑)

というわけで、「エンドーのEF57」に入札。誰とも競うことなく落札できました(笑)

しかし、問題はここからです。出品者が「かんたん決済」(ヤフネコパック)の仕組みがわからないと言いはじめ、送料を別に払え、と。何日も送料が確定しない状態が続きましたが、「オークションのヘルプを読んでください」と説得し続け、ようやく仕組みを理解したのか、支払いができるようになりました。

そこからはなんとか無事に発送され、無事受け取ることができました。

悪徳な人ではないのでしょうけど、ちゃんとオークションのヘルプを定期的に読んでほしいですよね。システム変更もしょっちゅうなのでね(;一_一)

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少数派に終わったEF57

Wikipediaより引用

国鉄EF57形電気機関車は、東海道本線の優等列車での使用を想定して、戦時中の1940〜1943年にかけて製造された電気機関車です。全15両が製造されました。

EF56形をベースとして、主電動機を強化した設計になっています。これにより別型式のEF57に改められました。2号機以降はパンタグラフの位置も変更されています。

客車の暖房用の蒸気発生装置を備え、別途暖房車が不要となった設計は、当時は画期的だったようです。

運用開始から戦後にかけて東海道線の優等列車で使用されたEF57ですが、より出力の高いEF58に置き換えが進んだ結果、東海道線の運用から外れ、上越線の運用に変更されました。この際、上越線での運用に適した耐寒装備を追加する改造がなされています。しかしこちらも順次EF58に置き換えられていきます。

その後は、宇都宮へ転属。東北線の上野〜黒磯で客車列車(普通列車)を牽引しました。1975年の山陽新幹線全線開通に伴いEF58が宇都宮へ転属してくると、廃車が開始され、1978年に全廃されました。

登場から廃車まで、EF58に逐われる運用・・・なんかちょっと悲しい気持ちになりますね。

■KATOと競作に

EF57のNゲージは引退間際の1978年にKATOとエンドウから発売され、競作となりました。翌年には学研からも発売されています。

エンドウのEF57は、もちろん真鍮製であることが最大の特徴点でした。そのため、定価はKATOや学研と比較して高価でしたが、全体のプロポーションが良く、そこそこ売れたようです。

エンドウEF57の持病”屋根の猫背”

元箱付きで届いたので、保存はしっかりされていたようです。

エンドウのEF57はEF58の足回り(動力ユニット等)に、EF57のボディを載せたものとなっています。EF58では腰高スタイルが気になり全体のバランスが悪かったのですが、EF57では腰高感が抑えられ、プロポーションは良くなっています。それでもKATOよりはやや腰高です。

前面窓にひさしが付いていて、上越線に転属して以降の姿となっています。

左はKATO製

さて、このエンドウEF57の困ったところが、屋根の反りです。もちろん新品時は真っ直ぐなのですが、両端から圧力がかかるためか長年放置していると反ってくるのです。

この個体は、そこまで屋根の反りは進行していない感じでした。ちなみに落札当時もう一つ出品されていたほうはダンゴムシのごとくもっと派手に反っていました(笑)

修正も考えましたが、屋根の反りもエンドウ製品の味だ、と思いそのままにしています。走行には問題ありませんからね。

走らせて楽しめればいい

以前、KATO製のEF57を入線させています。これで、EF57は2両となりました。

今でも、実車と同じように旧客の「つばめ」を牽かせて楽しんでいます。

2019年3月撮影。EF58と重連
同じく2019年3月撮影

新しい車両もカッコいいですけど、古い車両も渋くてイイですね。むしろ古いほうが個人的にはお気に入りだったり・・・w